健康食ブームの中、オーガニック野菜、有機野菜、無農薬野菜などが話題になり注目されています。
そこで「無農薬野菜」の危険性が取り上げられています。
その危険性について説明します。
無農薬野菜の危険性とは
なぜ「無農薬野菜」が危険と言われているか、、、、
それは無農薬で育てることにより、アレルギー反応を起こす可能性のある物質が多くなってしまうからです。
「病害虫被害による農作物アレルゲンの増加と農薬防除による抑制」
という「森山達哉」さんの論文の中でまとめられています。
無農薬栽培でアレルギー反応!?
研究内容は、「りんご」を育てるときに病気にかかったり、虫に食べられたりすると、アレルゲン(アレルギー反応を起こす物質)が増えるので、無農薬で育てるとアレルゲンは増えるのか?という内容です。
結果的に、無農薬で育てるとアレルゲンは増加します。
なのである程度の農薬で病気や虫に対して対策をとったほうがアレルゲンは少なくなるということです。
他の植物も同じだと考えられています。
植物は病気や虫の被害にあうと、自分の体を守るための物質を作ります。
その物質により植物が病気になりにくくなったり、虫に食べられづらくなったりします。
その物質がアレルゲン物質と言われています。
アレルゲンによるアレルギー反応は、人それぞれです。
少ない反応の人もいれば、全く反応しない人もいるでしょう。
なので無農薬が絶対に危険かというとそうではありません。
生活環境の中にはさまざまなアレルゲンが存在しており、
全てのアレルゲン物質に触れることなく生活することは不可能です。
野菜を食べたときに、気になるほどのアレルギー反応が出たときには、
「無農薬で栽培したためなのかもしれない!?」ぐらいの気持ちで
神経質にならなくても良いでしょう。
無農薬野菜とは?オーガニック野菜とは?
無農薬野菜は「有機野菜」や「オーガニック野菜」とは違います。
「有機野菜」も「オーガニック野菜」も規定にそった「農薬」は使用してOKですが無農薬野菜は農薬を一切使ってない栽培方法です。
無農薬やオーガニック野菜についてはコチラの記事も参考にしてください。
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まとめ
無農薬野菜の危険性についてお伝えしましたが、農薬を使用したときの危険性もあります。
両方の特性を知ったうえで、どちらの方法が良いのか、自分に合っているのはどちらなのか?
など、自分が食べる食材について、知識をより深めて、体を大切に生活できるようにしましょう。